もともと汗をかきにくい体質だったのに「ダイエットやジム活を始めてからかきやすくなった」という声を聞くことがあります。汗をかきやすくなるというのはいいことなのか、デメリットなどはないのか考えていきたいと思います。
ダイエットや筋トレで汗をかきやすくなる理由
汗をかくと達成感もあって「効果が出てるんじゃないか」とうれしくなりますよね。ダイエットをすることで汗をかきやすくなる理由をいくつかご紹介します。
代謝活性化で汗をかきやすくなる
運動にはいろんなメニューがありますが、その中でも特に筋トレをメインに行った場合、汗をかきやすくなります。
筋トレは継続することで筋肉量が増えるといわれていますが、筋肉量が増えると代謝が上がるため汗の量が増えるのです。
代謝が上がると汗をかきやすくなるだけではなく、脂肪燃焼効果も高まることがわかっています。
もしダイエットやジム活を始めたことで汗をかきやすくなったというのであれば、それは、「ちゃんと脂肪が燃えている」と考えてOKです。
筋トレの中でも特に脚を鍛えるトレーニングを行うと代謝が良くなり汗をかきやすくなります。(詳しくは下の記事でまとめています。)
その他、ジョギングやバイクなどの有酸素運動(ジムなどの屋内でも)も多くの筋肉を使うため代謝が上がり汗の量も多くなります。
代謝が上がると体に良い様々な効果を得ることができます。ダイエットにももちろんいいことですが、身体を健康に保つためにも代謝はどんどん上げていきましょう୧(๑›◡‹ ๑)୨
体温が上昇して汗をかきやすくなる
筋トレをすると、筋肉が収縮する際にエネルギーが消費され、その結果として体温が上昇します。筋肉の収縮によって生じるエネルギー消費が、体内の代謝率を上昇させ、熱産生を促進します。
この過程により、体温が上昇し、体内の熱を放出するために汗をかくようになります。
運動を始めるときはそうでなくても、時間が経つとだんだんポカポカしてきますよね。「ちょっと温かくなってきたな」と感じることが脂肪燃焼のサインでもあります。
循環促進で汗をかきやすくなる
筋トレやダイエットを行うと、筋肉の収縮に伴って血管が収縮と拡張を繰り返します。これにより、血液の流れが促進され、酸素や栄養が筋肉に効率よく供給されます。
また、活発な血流によって老廃物や二酸化炭素が排出され、新鮮な血液が再び心臓に戻ります。この循環の促進により、体温調節や栄養供給が改善され、筋トレ中に汗をかきやすくなります。
さらに、血流が増加することで、トレーニング後のリカバリーが促進され、筋肉の修復や成長が助けられます。
水分補給で汗をかきやすくなる
意外と気づかないのが水分補給による汗量の増加。特に有酸素運動中は水分が消費されます。体内の水分バランスを維持するために、汗をかいた分の水分を補給するためにも、汗をかきやすくなります。
長時間の激しい運動や高強度の運動で汗をたくさんかくときには、スポーツドリンクがおすすめです。
スポーツドリンクには水分だけでなく、電解質(ナトリウムやカリウム)や糖分が含まれていて、体内の水分や栄養素を効果的に補給します。
水と違ってスポーツドリンクは糖分が含まれるので、その点だけ注意してください(•̀ω<́ )♡
ダイエットや筋トレによる発汗=痩せるというわけではない
筋トレなどで基礎代謝が上がると汗をかきやすくなることは事実ですが、「汗をかけば痩せる」というわけではないのでこの点は注意してください。
体重は「消費カロリー>摂取カロリー」の状態を続けないと落ちていきません。そのため、半身浴やサウナで汗をかいたからと言って痩せることはありません。
しかしながら、汗を出すことである程度の老廃物を排出したり、汗腺トレーニングについては効果が期待できます。
発汗はダイエットに直結するものではありませんが、体をリフレッシュできるのでどんどん流していきましょう(๑•̀ – •́)و✧
▶あわせて読みたい
・ジムにあるトレッドミルなどに表示されている消費カロリーは正確なのか >>
代謝が悪くて汗をかきやすくなることも
今までは代謝が上がることで汗をかきやすくなるというお話をしましたが、実は、逆に代謝が悪いせいで起こる発汗もあります。
肥満体型の人
肥満の人は代謝が低く皮下脂肪が多い状態なので、体温が上昇した時に放熱しにくくなり汗をかきやすくなります。これは、内臓脂肪がたまる隠れ肥満の人にも当てはまります。
しかし、こういった場合は、ダイエットを続けた結果起こるものではなく、初日から起こることが多いです。
運動不足
運動不足の日々が続くと代謝が落ち発汗機能も衰えて、うまく汗をかけない症状に陥ることがあります。
そういった人は、わきの下や背中、足の裏など特定の場所によく発汗する傾向にあるため、「急に汗かきになったな」と感じることも。
発汗機能は運動を続けることで回復していきます。また、基礎代謝を上げる筋トレ法もおすすめです。
冷え性
「冷え性」と「汗かき」は一見関係ないように思えますが、実はどちらの症状もあるという人は少なくありません。
代謝が落ちると血行不良になります。血行不良になると、血液が身体をうまく循環しにくくなり冷え性の症状が起きますが、それと同時に体内に水分がたまりやすい状況にもなります。
人は体内の水分を出すために熱を上げて発汗が生じるのですが、このときにたくさん汗が出ます。
ストレス
ストレスの中でも主に緊張することで汗をたくさんかいてしまうという人がいます。汗を出す場所はだいたい決まっていて、手のひらや足の裏が一番多く、その他わきの下や顔などに多いタイプがあります。
もし、運動を始めたことでこのような症状が出てしまった場合には、何かストレスが関係している可能性があります。
基本的に、ダイエットを続けた結果汗をかきやすくなったという場合は、しっかりと脂肪が燃焼されていると考えてOKですが、上のどれかに該当するようなときはそうじゃないこともあるので見極めが大切になります。
基礎代謝や筋肉量を定期的に測定しよう
汗をかきやすくなった理由をはっきりさせる方法として、基礎代謝や筋肉量を測定するという方法があります。
タニタやオムロンなどから発売されている体重計には、基礎代謝や筋肉量を測れるものがあるのでそれを利用するのもひとつの手です。
オムロン 体組成計 カラダスキャン
今私が使っている体重計です。もう1年以上になりますが、壊れることなく稼動してくれています。
狭い隙間にも収納できる薄さ28mmの薄型設計。登録人数は4人。最初に設定してしまえば、次からは乗るだけで自動に体重などを測定してくれます。
測定可能な項目は体重の他、体脂肪率、基礎代謝量、内臓脂肪レベル、筋肉量、身体年齢、BMI。Bluetoothで専用アプリに簡単転送可能。グラフで変化量を確認できます。ヘルスケアとの連携も可能。
タニタ 体組成計
Bluetooth対応のタニタ体組成計。最先端BIA測定技術採用で、素早く正確な体組成分析が可能です。オムロンと同じく専用アプリで数値を確認できるため、毎日の健康管理に役立ちます。
測定可能な項目は、体重、BMI,体脂肪率、筋肉量、推定骨量、内臓脂肪レベル、基礎代謝量、体内年齢。「乗るピタプラス」機能搭載で、登録者の中からあなたを自動で認識。
その他、スポーツクラブやスポーツジム、病院などにもインボディなどの体組成計が設置されている場所があるので気になる方はぜひチェックしてみてください。
気になる汗を抑えるアイテム
運動をするうえで汗を出すことはいいことなのですが、その量やにおいはやはり気になることもあると思います。そういった場合にあると便利なアイテムをご紹介します。
リバランスデオ
消臭クリームでおすめなのがリバランスデオ。汗によるわきがや体臭しっかりとケアしてくれます。柿渋に含まれるポリフェノールでニオイの元を瞬時に消臭、ニオイ菌を殺菌。汗水にも強いため、効果は長時間続きます。
フェノールスルホン酸亜鉛、ワレモコウエキスが毛穴を引き締め、汗の量を抑える効果もあります。100日間返金保証付き。
いい快互服ドットコム
体臭(汗臭、足の臭い、ワキガ臭、加齢臭、生理など)の悩みを衣類で解決する次世代の体臭ケア製品専門ショップ「いい快互服ドットコム」。
ショップの人気商品「ヌーラ」と「ヌーラビオ」については消臭効果実感保証という返金保証付き(効果がなければ返品可能)なので安心です。
初回購入者特典として消臭実験セットがもらえます。
私も実際にやってみました。まず、デオル生地にアンモニアをしっかりとふりかけ真空パックに入れます。そして約3分間放置。おそるおそる中を確認するとアンモニア臭は全くなくなってました!
汗の臭いでも同じ効果が得られるので、気になる方にはおすすめです(๑•̀ᴗ- )✩