最近、カロミルやあすけんなどといったアプリの登場で、摂取カロリーも随分と計算しやすくなりましたね。きちんとカロリー計算できると、ダイエットの目標も立てやすいし、とても便利だと思います。
ただ、一方で運動消費カロリーはまだまだ簡単に計算できるところまではいっていないように感じます。
摂取カロリーと違ってどれくらいの負荷なのか、どれくらいの体重なのかによるので、アプリでぱっと表示させるのは難しいかもしれません。
今回は、そんな方々のために、ジムではどれくらいの消費カロリーがかせげるのか、体重別、時間別、負荷別に考えていきたいと思います。
有酸素運動は表示される消費カロリーで計算
まず、ジムでの運動は有酸素運動と筋トレの2つに分けられます。消費カロリーはこれらを別々に計算していきます。
有酸素運動の方は、ジムのマシンに表示されるカロリーで計算すればOK。最初に自分の体重や年齢などを入力すると消費カロリーを自動で計算してくれます。
もし、年齢など入力できない場合は、ジムのスタッフに聞くと何kg設定にしてあるのか教えてくれます。
例えば、60kg設定であったとして、自分の体重が40kgだとすると、表示されたカロリーに0.6をかけるとざっくりではありますが、実際の消費カロリーを知ることができます。
トレッドミルなどに表示されている消費カロリーの詳細は別の記事にまとめていますので、あわせて読んでいただければわかりやすいと思います。
もし、カロリー表示自体されない場合は、少し面倒ですが、時間や負荷を使って計算すると消費カロリーを導き出せます。
ジョギングとウォーキングはどちらが効果的なのか、以前ブログで負荷別にまとめたのでこちらにも出しておきます。
ジムでのトレーニングMETsは5.5
厚生労働省は、ジムでの一般的な運動負荷を5.5METsで表しています。
ジムでのトレーニングといってもいろんな種類ありますが、アスリートのような負荷ではなく、かといって軽い重量を何度もひょいひょいと上げる運動は該当しません。
ここでのMETs5.5は、筋肉を10回稼動できるぎりぎりの重量で3セット(10回×3セット)やった場合と考えてください。
もし、もう少し軽い重さでトレーニングをやりたい場合は、メッツを4~5に落として計算すればいいので、軽い重さで20回やっても大丈夫です(もちろん10回でも30回でも良いです)。
ジムの消費カロリーの計算結果
最後に、時間と体重ごとの消費カロリーをまとめたいと思います。以下は、筋トレによる消費カロリーになります。
体重 | 10分 | 15分 | 20分 | 30分 | 40分 | 50分 | 60分 |
---|---|---|---|---|---|---|---|
40kg | 38 | 57 | 77 | 115 | 154 | 192 | 231 |
45kg | 44 | 65 | 85 | 130 | 171 | 215 | 259 |
50kg | 49 | 72 | 95 | 144 | 190 | 239 | 288 |
55kg | 54 | 79 | 104 | 158 | 209 | 263 | 317 |
60kg | 59 | 86 | 114 | 173 | 228 | 287 | 346 |
65kg | 63 | 93 | 123 | 187 | 247 | 311 | 375 |
70kg | 68 | 101 | 133 | 202 | 266 | 335 | 404 |
75kg | 73 | 108 | 142 | 216 | 285 | 359 | 433 |
80kg | 78 | 115 | 152 | 231 | 304 | 383 | 462 |
体重が2倍になると消費カロリーも約2倍になっているのが分かります。
もし、有酸素運動もやっている場合は上の数字にその分もプラスしてください。
ちなみに私の場合は、筋トレ15~20分+有酸素運動20~30分ほどやっていて毎回250~300kcal消費しています(体重約50kg)。
1時間以上運動すると確実に300kcal消費できるのですが、ちょっと疲れちゃうのでほとんど1時間未満にしています。
もし、毎回の計算が面倒という場合には、有酸素運動や筋トレ関係なく、以下の数字で覚えていただければOKです。
体重 | 30分 | 60分 |
---|---|---|
40kg | 110 | 220 |
45kg | 130 | 260 |
50kg | 140 | 280 |
55kg | 160 | 320 |
60kg | 170 | 340 |
65kg | 190 | 380 |
70kg | 200 | 400 |
75kg | 220 | 440 |
80kg | 230 | 460 |
四捨五入で出しているので数値がちょっと変ですが、だいたいの消費カロリーは合っているので、消費カロリーとの差を出すときなどに活用していただければと思います。